銀座・和光で沖縄の染織文化を紹介する二人展を開催

セイコーハウス銀座ホール

情報提供:和光

人間国宝の紅型と煮綛芭蕉布が織りなす首里の美意識

銀座のセイコーハウスホールで、首里に伝わる染と織 玉那覇有公・平良京子 二人展が開催される。期間は5月22日から6月1日まで。

本展では、琉球王朝の美意識を今に伝える沖縄の染織に焦点を当てる。重要無形文化財 紅型の保持者である玉那覇有公による力強く品格ある作品と、平良京子による繊細な色合いと光沢を持つ煮綛芭蕉布が一堂に会する。

紅型は沖縄を代表する染色技法であり、鮮やかな色彩と大胆な構図が特徴。一方、煮綛芭蕉布は繊維を木灰汁で煮込み精錬し染織する技法で、かつては琉球王朝の王族など限られた階層のみが身に着けることを許された織物として知られる。

平良は、糸作りから染め、織り、仕上げまでを一貫して行う制作姿勢を持つ。自然環境を生かし、野山の草木で染め上げることで、多彩な色彩を生み出している。気温や湿度を重視しながら制作を進めるその工程は、自然との共存を前提としたものとなっている。

本展では、両者の単独作品に加え、芭蕉布地に紅型を施した共作も展示。伝統と現代の創意が交差する表現を見ることができる。沖縄の風土と歴史が育んだ染織文化の奥行きを、銀座の中心で体感できる機会となる。


【玉那覇有公】

 紅型帯「結城紬地・新芽文」
 藍型帯「八重山上布地・海老文様」

【平良京子】

 九寸「煮綛・夕刻の杜」
 着尺「煮綛・光の波」

【玉那覇有公×平良京子】

紅型帯「久志の芭蕉布地・デイゴに蝶文」
紅型帯「久志の芭蕉布八寸地・芭蕉丸文」

< 開催概要>

会期:2026年5月22日から6月1日
会場 :セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス6階)
時間 :11時から19時(最終日は17時まで)
休業日 :無休
入場料 :無料
問い合わせ 03-3562-2111
主催 和光