今回購入したのは、藤浪小道具オリジナルの「藤浪格子」の手拭い
歌舞伎の小道具を手掛ける職人が監修した注染の手拭いで、平仮名の「ふじ」を藤の花房に見立てた文様と、7本と3本の筋で作られた「ふじなみ格子」が印象的だ。格子の間には、扇、三ツ歯下駄、天目茶碗といった歌舞伎でおなじみの小道具柄があしらわれている。派手すぎないのに、よく見ると細部に物語がある。

手拭いというものは、使えば使うほど手になじむ。ハンカチのように折りたたんで持ち歩くこともでき、汗拭き、手拭き、首元のアクセント、場合によってはインテリアとして飾ることもできる。藤浪小道具の公式ページでも、小道具方や小道具師が現場で手拭いをよく使う理由として、かさばらず乾きやすいことが紹介され、歌舞伎の現場で実際に使われてきた道具の感覚が、日常の手拭いという形に落とし込まれている。そこに、この商品の面白さがある。銀座には、目立つものだけを見ていると通り過ぎてしまう文化がある。表通りの華やかさだけではなく、地下に降りた先、暖簾の奥、棚の一角にも、ちゃんと職人の仕事が息づいている。藤浪小道具の手拭いは、そのことを思い出させてくれる一枚なのだ。
サイズは98.0cm×35.0cm。一般的な手拭いより少し長めで、鉢巻きとしても使える仕様。日本製、綿100%。注染ならではのやわらかな染めの表情もあり、使う前からどこか馴染んでいるような風合いがある。歌舞伎座に行く人はもちろん、東銀座を歩く人にも一度立ち寄ってほしい。木挽町広場には、まだまだ見落としている銀座がありそうだ。
商品名:藤浪格子の手拭い
販売場所:歌舞伎座地下1階 木挽町広場「GAKUYA」
素材:綿100%
サイズ:98.0cm×35.0cm
特徴:歌舞伎の小道具を手掛ける藤浪小道具の職人が監修した注染手拭い
柄:藤浪格子、扇、三ツ歯下駄、天目茶碗など

執筆:ginzaboy
Photo:ギンザプロデュース24
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