お帰りなさい、Apple銀座
銀座の街並みは、常に進化を繰り返す。ネオンが煌めく大通り、老舗の暖簾が揺れる路地裏。そこで、2003年に日本初のApple直営店として誕生したApple銀座は、瞬く間にランドマークとなった。あのガラス張りのファサードは、未来の象徴として人々を魅了した。だが、ビルの建て替え工事のため2022年に仮店舗へ移転した。2025年9月、ついに本拠地への帰還が発表された。場所は変わらず、銀座3丁目のサヱグサビル。Appleの公式サイトでは、「まもなくオープン」と謳われ、期待を煽る。 仮店舗の営業は9月22日で終了し、新店舗の幕開けが迫っている。
このリニューアルは、単なる店舗の移転ではなくAppleの哲学が、銀座の歴史と再び融合する瞬間のように感じる。サヱグサビルは、元々Apple銀座の原点。建て替え工事で一時的に姿を消したが、新築された建物は、より洗練されたデザインを予感させる。


また公式ページでは、記念の壁紙がダウンロード可能となった。金色のロゴが銀座の賑やかな街並みを思わせるデザインで、iPhoneやMacの画面を彩るのにぴったりだ。

Appleは常に建築のアイコン

歴史を振り返れば、Apple銀座のオープンは日本市場の転機だった。2003年11月30日、行列ができたあの日は、iPodブームの真っ只中。以来、iPhoneの発売イベントや、Macの新モデル発表で賑わった。そして2025年秋の目玉イベントとして新たに注目を集めている。 オープン日は未定だが、9月下旬から10月上旬が濃厚。iPhone 17の発売と重なれば、さらなる盛り上がりを見せるはずだ。店内は広いスペースで製品体験を重視し、Vision Proのデモエリアや、クリエイティブワークショップが増設される可能性が高いと思われる。

Appleは、常にサプライズを用意する。
いつもの場所で、また会いましょう——Appleの言葉通り、銀座のシンボルが再び輝きを増す。

住所:銀座3-5-12
執筆:ginzaboy
Photo:ギンザプロデュース24
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