銀座・数寄屋橋交差点のシンボル「数寄屋橋交番」
東京・銀座の数寄屋橋交差点に佇む「数寄屋橋交番」。その愛らしいレンガ造りの外観と、屋根にちょこんと乗った「待ち針」のようなピンが、観光客や地元の人々の目を引いていた。このユニークなデザインの裏には、意外な誕生秘話が隠されている。

数寄屋橋交番は、1982年に山下和正建築研究所によって設計された。東京都の文化デザイン事業の一環として「オシャレな交番」を目指し、銀座の煉瓦街をイメージした建物が誕生。屋根の先端に輝く銀色の丸いオブジェは、まるで巨大な待ち針のようだ。このピンがどのようにして生まれたのか、その経緯が話題を呼んでいる。

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