オーケー銀座店、開店2周年目前 激安弁当が銀座を変える? 売れ行き好調、インバウンド需要も追い風

オーケー銀座店は2023年10月17日、マロニエゲート銀座2の地下1階・2階にオープン。売り場面積約2140平方メートルで、食料品から日用品、酒類まで幅広く扱う。営業時間は午前8時30分から午後9時30分までで、年中無休。銀座駅から徒歩2分という好立地が、ビジネスパーソンやインバウンド観光客の利用を促進している。開店時は行列ができるほどの人気で、1年後の2024年10月時点で売上前年比2割以上増加。オーケー全体の2025年3月期売上目標は6785億円(前年比108.9%)を見込み、銀座店は旗艦店として貢献している。

画像:公式HPより

売れ筋は激安お弁当とお総菜?

同店の強みは、手作り弁当やお総菜の充実。ソースかつ重が339円(税別)など、50種類以上の弁当が500円前後で揃う。これらが売上ランキング上位を独占し、オリジナルパンやアイス、ピザも大人気だ。SNSで話題を呼び、夕方には完売する日も多い。2025年のスーパー業界トレンドでは、安価なお総菜が注目を集め、オーケーは日本版顧客満足度指数でスーパー業種15年連続1位を獲得。デリバリーサービス(Woltなど)の拡大も売上を後押ししている模様。

銀座の二極化を象徴、観光客半数以上

銀座は高級ブランド街として知られるが、オーケー、ユニクロ、GU、ダイソーなどの低価格店舗が増え、二極化が進む。同店は外国人観光客の利用が半数以上を占め、TAX FREE対応を強化している。中央区内でのオーケー多店舗化(日本橋久松町店オープン)も競争を激化させている。

オーケー銀座の今後

生活防衛意識の高まりを受け、オーケー銀座店は銀座の「日常使い」をさらに定着させるだろう。安さと品質のバランスが、業界トレンドをリードし住民や飲食店経営者からも期待されている。単なる低価格スーパーから、都心のライフスタイルを変える存在へ進化中だ。2年目以降も目が離せない。

オーケー銀座店

住所:銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 B1・B2

営業時間:毎日8:30~21:30(年中無休)

アクセス:銀座駅(東京メトロ)から徒歩2分、有楽町駅(JR)から徒歩3分

デリバリー : 2025年7月24日からWolt導入。約8,000点の商品を配達可能

https://ok-corporation.jp/shop/ginnza.html

画像:公式HPより

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執筆:ginzaboy
Photo:ギンザプロデュース24

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