350年以上の歴史を誇る鳩居堂
1663年に京都で創業し、明治13年(1880年)に東京・銀座へ進出した鳩居堂は、和紙製品やお香、書画用品の専門店として知られる。銀座本店は、和光の斜め向かいに位置し銀座四丁目交差点の喧騒を背景に、和の美意識を体現する落ち着いた空間を提供している。1階では便箋や葉書、金封などの和紙製品が並び、2階ではお香や書道用品が購入できる。
「銀座」シリーズの便箋とハガキ

今回注目を集めるのは、2016年に発売された「一筆箋 銀座」をはじめとする「銀座」シリーズの葉書だ。このシリーズは、銀座の歴史を象徴する「柳」や「ガス灯」、かつての路面電車、そして鳩居堂ビルを描いたデザインで、中央区推奨土産品のモノ部門で入賞するほどの人気を誇る。特に「柳」は、明治時代に植えられた銀座のシンボルで、昭和のノスタルジーを感じさせるモチーフとして愛されている。一方、「和光」の時計塔は、銀座四丁目交差点の現代的な顔として、絵柄に華を添える。 「一筆箋 銀座(縦)」は、縦書き用で、栗色、藍色、藤紫色、若草色、山吹色の5色の和紙を使用。1冊418円(税込)で、手軽に銀座の風情を贈り物や手紙に添えられる。また、鳩居堂の「シルク刷り葉書」シリーズにも、銀座の柳や街並みを描いたデザインが存在し、シルクスクリーン印刷による鮮やかな発色が特徴だ。これらの葉書は、額装してインテリアとしても楽しめるため、観光客やコレクターにも好評だ。



銀座鳩居堂の便箋や葉書は、銀座散策の記念品や贈り物に最適。店舗は東京メトロ銀座駅A2出口から徒歩すぐ。銀座の歴史と文化を閉じ込めた鳩居堂の「銀座シリーズ」で大切な人に手紙を出してみてはいかが。
住所:東京都中央区銀座5-7-4
電話番号:03-3571-4429
営業時間:11:00~19:00
アクセス:東京メトロ 線「銀座一丁目駅」から徒歩約2分
公式サイト:https://kyukyodo.co.jp

執筆:ginzaboy
Photo:ギンザプロデュース24
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