(4/6) 【潜入】メディア初公開『Ginza Sony Park』内覧ツアー

都市との境界のあいまいさ
開放的な吹き抜け空間が数寄屋橋交差点に広がり、公道との境界は緩やかなスロープで銀座の街とつながっている。内と外を隔てず街と一体化させることで、街を訪れる人々が気軽に行き交うことが可能。建物の内側から数寄屋橋交差点をのぞむと、まるで数寄屋橋交差点が Ginza Sony Park の一部のように、もしくはGinza Sony Park が数寄屋橋交差点の一部のように感じられます。地下2階でも、地上と同様に公共空間である地下鉄コンコースとやかなスローブでつなぐことで都市機能とシームレスに接続している。

歴史と向き合う
地下鉄コンコース接続部に残る、かつてのソニービルの躯体。1966年当時の面影を見せる梁や柱、ソニービル開館時の意匠が残るエスカレーター、解体工事途中に発掘された 50年以上前の青いタイル壁など、この地の歴史を見ることができます。都市機能と接続しているがゆえに解体せず残さざるを得なかった躯体と意識的に残した染や柱。新旧躯体が織り成す建物は、“残すもの”ど”つくり変えるもの”を慎重に精査し、解体をもデザインしながらつくりあげている。

街歩きのリズム
「縦の銀ぶら」のコンセプトを昇華させ、地下から屋上へと続く「縦のプロムナード」。数寄屋橋交差点とつながる吹き抜けの空間に存在する大きな階段を上り、ソニー通りに面した緩やかなスロープの先には、屋上まで続く晴海通り側の螺旋状の階段があります。踊り場にはトップライトが注ぎ込み、雨や風の自然も感じられる半屋外空間です。この螺旋状の階段がプロローグとなり、地上3階、4階、そして屋上の各フロアにつながっている。散策からフロアへ自然に誘うことで体験の流れと連続性をつくりだし、フロアごとに異なる天井高は空間を画一的にしないことで体験にリズムをもたらします。
地上だけでなく地下でも感じられる街の光や空気、プロムナードから垣間見える銀座の空や街並み。建物の中にいながらも銀座の街とのつながりや時間を感じることができ、Ginza SonyPark でしか見ることができない景色が広がっている。

