銀座の地下ギャラリーに、風景と猫が涼やかに溶け合う
銀座4丁目、歌舞伎座近くにある銀座アポロ昭和館の地下ギャラリーYOHAKUにて、企画展 景と猫 が開催される。会期は2026年8月20日から8月26日までの7日間。入場無料。
本展には、稲葉草平、おのりゅうセイ、橘川裕輔、中津川博之、松村咲希、Yoshifumiの6人の作家が参加する。テーマは、風景と猫。涼やかに溶け合い、時に遊ぶように交差する2つの存在を、それぞれの作家が独自の表現で立ち上げる展示となる。猫は、街の風景の中にふと現れる存在でありながら、そこに流れる時間や空気を静かに変えてしまう不思議な力を持つ。路地、窓辺、木陰、建物の隙間。人が見過ごしてしまう場所に入り込み、風景の一部となりながら、同時にその場の主役にもなる。今回の展示では、6人の作家による6つの世界が、銀座の地下に佇む白い空間でゆるやかに響き合う。作風や視点の異なる作品が並ぶことで、猫という身近なモチーフが、単なる可愛らしさにとどまらず、風景の記憶、気配、季節感までも含んだ存在として浮かび上がる。
会場となるYOHAKUは、銀座アポロ昭和館の地下1階に位置するギャラリースペース。地上の賑わいから一歩離れた場所にありながら、明るく清らかな空気を感じられる空間として知られている。名前の通り、作品と鑑賞者が向き合うための余白を大切にする場所だ。銀座アポロ昭和館は、関東大震災からの復興期に建てられた建築をもとに、昭和初期の趣を残しながら現代の技術で再生された建物。変化の速い銀座にあって、時間の積み重なりを感じさせる貴重な空間である。その地下にあるYOHAKUでは、懐かしさと新しさが重なり合う銀座ならではの鑑賞体験が生まれる。
真夏の銀座で、地上の熱気を少し離れ、風景と猫が織りなす静かな世界に身を置く。涼を求める散策の途中に立ち寄りたい展覧会だ。
銀座アポロ昭和館YOHAKU企画展 景と猫
会期:2026年8月20日(木)〜8月26日(水)
時間:12:00〜19:00 最終日のみ17:00まで
入場料:無料
参加作家:50音順
稲葉草平
おのりゅうセイ
橘川裕輔
中津川博之
松村咲希
Yoshifumi
会場:YOHAKU Gallery space in Ginza, Tokyo
住所:〒104-0061東京都中央区銀座4-12-20 B1
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅 3番出口より徒歩1分 歌舞伎座近く




