松竹の新スペース「SHUTL(シャトル)」、中銀カプセルタワービルのカプセルを再活用したアートスペースが東銀座に誕生!

松竹の新スペース「SHUTL(シャトル)」、中銀カプセルタワービルのカプセルを再活用したアートスペースが東銀座に誕生!

情報提供:松竹株式会社

松竹株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 髙𣘺 敏弘、以下「松竹」)が中銀カプセルタワービルのカプセル2基を取得・活用し、東劇ビルの隣接地にオープンする新スペース「SHUTL(シャトル)」がいよいよ10月7日(土)にグランドオープンいたします。

SHUTL外観 撮影:archipicture 遠山 功太SHUTL外観 撮影:archipicture 遠山 功太

SHUTL利用イメージSHUTL利用イメージ

  • SHUTL一般公開日について

グランドオープンを記念し、10月7日(土)、8日(日)の2日間は、SHUTLをどなたでも自由にご覧いただける一般開放日として営業いたします。中銀カプセルタワービルの2基のカプセルをはじめ、SHUTLを自由にご覧いただけます。さらに、SHUTLオリジナルグッズの販売も予定しております。展示等のイベントがない状態でSHUTLをご覧いただける機会は、この2日間を除いてはしばらく予定しておりません。この機会をお見逃しなく!

日程:2023年10月7日(土)、8日(日)各日13:00-19:00

入場料:無料

※10月9日(月)から展覧会準備のためCLOSEとなります。

・定員30名。混雑する場合は入場を制限する場合がございます。

・一度にカプセルに入ることのできる人数は限られます。ご鑑賞の際はスタッフが順番にご案内いたします。

・写真撮影やSNSなどの投稿・拡散は自由です。

  • SHUTLプロジェクトについて

本プロジェクトは、松竹グループのミッション「日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する」に基づき、歌舞伎座の再生、京都南座の耐震改修工事による保存など、歴史的建築物を次代に継承し、新たに利活用してきた当社による取組みの一環となります。当社が本社を構えている東銀座エリアを日本文化の発信拠点として発展させるべく、実験的な取り組みとして、東劇ビル隣接地の利用を通じ、日本文化の中でも日常生活には欠かせない「モノ」とそこから生まれる「コト」にスポットを当てた新規プロジェクトをおこなってまいります。

中銀カプセルタワービル(提供:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト)中銀カプセルタワービル(提供:中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト)

今回本プロジェクトを進めるうえで、かつて当社と同じ中央区の銀座エリアにあり、昨年に解体された建築家・黒川紀章の代表作「中銀カプセルタワービル」(1972年竣工、2022年解体)を構成していたカプセルを当社で2基(オリジナルの内装を保持した状態と、内装を取り払ったスケルトン状態を1基ずつ)取得いたしました。中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト(代表 前田達之)等関係者の皆さまとも連携させていただきながら、本プロジェクトを通じメタボリズム建築を代表するカプセルの再生・利活用を推進します。 

このたびオープンいたします「SHUTL(シャトル)」は、伝統と現代の新たな接続方法を生み出す実験場(ラボ)として、伝統文化と現代のカルチャーの融合、そして日本文化そのものの新陳代謝を促進することを目的としています。新設した建物内に2基のカプセルを収納し、それぞれのカプセルを活用しながら美術・工芸作品の企画展示・販売や、映像上映などを通じたイベントの企画・実施を予定しております。この場所で現代の表現者が日本文化と出会い直し、自らの表現と伝統を結びつけることで、「未来のオーセンティック」を生み出す実験場(ラボ)として機能します。

建築は2基のカプセルを含むSHUTLの空間で行われる実験や営みを、シンプルに収納。装飾を抑え、外部との境界をできるだけ取り払うことで、SHUTLで起こる多様な変化を繊細に感じ取ることのできる環境を提供します。

  • スペース詳細

面積:約85m²(幅約6.4m × 奥行き約13.3m)

天井高:約4m

壁:石膏ボード+塗装

床:モルタル仕上+ウレタン(クリア)塗装

棟数・階数・構造:1棟・地上1階建・鉄骨造

CAPSULE A – A906 (ORIGINAL)

撮影:archipicture 遠山 功太撮影:archipicture 遠山 功太

竣工当時の姿に修復された、8.5㎡のオリジナル・カプセル。

当初ビジネスマンのセカンドハウス/オフィスとして構想された空間で、過去と未来のクリエイティビティが同居する新しい表現を展開します。

面積:全体 約8.5m²(幅約2.3m × 奥行き約3.7m) 

天井高:約2.1m

CAPSULE B – A1006 (SKELETON)

撮影:archipicture 遠山 功太撮影:archipicture 遠山 功太

解体したカプセルの姿を残した、スケルトン・カプセル。

生々しい壁面塗装と剥き出しの鉄骨に囲まれた、わずか10㎡のミニマルな空間に、アーティストの無限のアイデアをインストールします。

面積:全体 約10.8m²(幅約2.6m × 奥行き約4.15m) 

天井高:約2.3m

FREEDOM SPACE

撮影:archipicture 遠山 功太撮影:archipicture 遠山 功太

2基のカプセルの間に位置する余白の空間。

作品展示やグッズ販売、パフォーマンス、ワークショップなど多彩な企画を行い、自由な表現と開かれた交流の機会を創造します。

OUTER SPACE

撮影:archipicture 遠山 功太撮影:archipicture 遠山 功太

SHUTLの敷地内に位置する屋外スペースでは、コンクリートの壁を用いており、様々な表現の可能性を広げます。


  • SPACE INFORMATION

ACCESS & HOURS

住所:〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8(東劇ビル隣)

アクセス:

 東京メトロ「東銀座駅」5出口・徒歩3分 

 東京メトロ「築地駅」2出口・徒歩4分 

営業時間:

時間:13:00-19:00

OPEN:月・木・金・土・日・祝

CLOSE:火・水

※展示・イベント最終日は17時まで

※企画内容によって時間変更あり

※年末年始(2023年12月26日〜2024年1月4日)はCLOSE

※施設メンテナンス等で臨時休廊あり

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