夜の銀座史 明治・大正・昭和を生きた女給たち
¥2,640(税込)
内容紹介(出版社より)
彼女たちはいったいどのような理由で夜の世界で働くことを選んだのか。何を考え、どのような気持ちで働いていたのか。そのような問いに立ち、女給たちの眼を通して夜の銀座を見つめたい。そこには何が見えるのだろうか。
まえがきーー夜の銀座を「女給」の視点で考える
第一章 文明開化とともに西洋飲食店現る
1 西洋風の街並みと「舶来飲料」
2 明治の外食と男女の立ち位置
3 台湾喫茶店とセントルイス万国博覧会
第二章 カフェーの登場と女性給仕たち
1 ゴシップ記事にみるカフェー黎明期
2 カフェー開業と女ボーイの活躍
3 大正中期の銀座の飲食業
4 カフェーの女性給仕へのまなざし
第三章 関東大震災からの復興とカフェーの乱立
1 関東大震災と銀座
2 夜の「新銀座」とカフェー・タイガー
3 東京市におけるカフェー急増の要因
第四章 震災後の女給たちの生活実態
1 「女給」という職業への関心
2 行政の大規模調査からわかったこと
3 実話をもとにしたプロレタリア文学の女給像
4 東京から地方へ、増加する「女給」
第五章 カフェーの多様化と社会問題化
1 銀座における「バー化」のトレンド
2 カフェー規制の強化
3 関西勢の銀座進出に伴う「女給商品化」
第六章 「女給ブーム」による銀座女給の記号化
1 物語のなかの女給たち、モデルとなった女給たち
2 女給イメージの消費と再帰
3 特殊飲食店の従業婦と定められた女給
第七章 戦後の銀座と女性たち
1 敗戦と銀座
2 経営者として注目される銀座のマダム
あとがきにかえてーー女給たちが教えてくれたこと
内容紹介(「BOOK」データベースより)
彼女たちはいったいどのような理由で夜の世界で働くことを選んだのか。何を考え、どのような気持ちで働いていたのか。そのような問いに立ち、女給たちの眼を通して夜の銀座を見つめたい。そこには何が見えるのだろうか。
目次(「BOOK」データベースより)
まえがき 夜の銀座を「女給」の視点で考える/第1章 文明開化とともに西洋飲食店現る/第2章 カフェーの登場と女性給仕たち/第3章 関東大震災からの復興とカフェーの乱立/第4章 震災後の女給たちの生活実態/第5章 カフェーの多様化と社会問題化/第6章 「女給ブーム」による銀座女給の記号化/第7章 戦後の銀座と女性たち/あとがきにかえて 女給たちが教えてくれたこと
著者情報(「BOOK」データベースより)
小関孝子(オゼキタカコ)
2013年立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科比較組織ネットワーク学専攻博士課程修了。博士(社会デザイン学)。現在、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)