日本で一番最初にできたアップルストアが銀座にあるのはご存知だろうか。
2003年、Apple銀座はアメリカ以外では初の直営店として日本に誕生し大きな話題を呼んだ。
そして今年「Apple銀座」が改装のため、銀座3丁目から移転することが決まった。
新店舗は銀座8丁目にある木造のビルに入居したという。
ん・・・?
・・・木造
M・O・K・U・Z・O・U!!!
・・・・・・・・・・・・。
あの、アップルがバキバキの鉄筋コンクリートじゃなくて木造に新店舗を構えるとは。
昭和生まれの僕にとって、木造と聞くと
「耐震大丈夫・・・?」
「すぐ火事にならない・・・?」
と、ネガティブなことばかり考えてしまうが、どうやら今回ばかりは様子が違うようだ。
12階以上の耐火木造ビルで、日本では初めての建築物となる。
そして、設計は隈研吾氏なのだ。驚きが隠せない。
銀座には隈研吾さんの建築が他にもあるので銀ぶらしながら探してみてね!
移転から2ヶ月遅れだが、あまり驚きを隠したくないので潜入レポートするぞ!!
まずは、大きな外観から。
「木の板」らしき物が正面に施されており隈研吾氏らしいデザインである。
このビルは鉄筋コンクリートや鉄骨を一部使うものの、建物荷重の過半を木材が支える。木材の使用量は約300立方メートル。震度7程度の地震にも耐える性能を備えるというから驚きを隠せない。
近年、国内外の大手企業は施設の使用電力が再生可能エネルギー由来かなど、脱炭素の取り組みの有無をオフィス選定の条件に入れ始めた。通常のビルより建設費はかかり家賃もその分割高になるものの、環境対策を進める企業が入居を決める例は少なくない。商業ビルでも同様に、環境負荷の低さをテナントが求め始めているのが現状だ。
脱炭素の流れが強まるなか、オフィスビルに加え商業ビルでも環境対応が求められる時代に入ってきたという訳か。
フロア構成は、1階が「iPhone/iPad/Mac」、2階が「iPhone/iPad/Mac/Apple Watch」、3階が「Genius Bar/アクセサリ」地下1階が「製品の受け取り/Today at Apple」となっている。
時間帯関係なくいつも混んでいるアップルストア銀座。渡航制限が解除された影響かこの日は外国人で賑わっている印象。
iPadが置いてある机が木造で驚きを隠せない。
おっ!よく見ると柱も「木造」ではないか!!
驚きを隠せない・・・
2階は落ち着いた雰囲気。(震えた足も落ち着きそうだ)
ラインナップは、iPhone/iPad/Mac/Apple Watch
カフェのようなカウンター
銀座通りが一望できる(天国確定)
やはり2階のテーブルと椅子も木造で驚きを隠せない
こちらのフロアーはGenius Bar/アクセサリ関連だ。主に故障やトラブルを解決してくれる。絶対に予約をして行くことをおすすめする!
トラブルが多いのだろうか。3階は賑わいすぎている。そいえば、ginzaboyの最新ipadAirは半年で壊れてお陀仏となった。(壊れるの早い)
オフホワイトを基調としたスッキリとした階段を下まで降ると地下一階は、製品の受け取り/Today at Appleとなっている。
地下はお客さんが少なめ。右奥のテーブルはセッションを受ける場所だろうか?反対側はカバーが所狭しと陳列している。お気に入りが必ず見つかるぞ。
参考リンク:Apple 銀座
執筆:ginzaboy
Photo:ギンザプロデュース24
今日の一枚
1889年(明治22)
3丁目銀座アップル前(現在は銀座8丁目に移転) 教文館前から京橋方面を撮影した絵葉書。左の赤レンガ造り3 階建ては明治25 年新築の三枝商店(現サエグサビル)その向こう側が玉屋時計店、右端は第一麦酒、看板の「ル」は加富登(カブト)ビールのル。その左、三角の形が二つある建物は天狗煙草の岩谷商会だった所。この頃は第一煙草製造所。
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