彼女の寝顔に触発された彼が今だと想う瞬間、プロポーズ、そこにある婚約指輪を描きます。
2023年4月20日 06時00分
日本初のブライダルジュエリー専門店「銀座ダイヤモンドシライシ」を展開する株式会社ニューアート・シーマ(本社:東京都中央区 代表取締役社長白石哲也)は、映画監督の行定 勲さんが手掛ける新作のショートムービー「きみの寝顔」篇を2023年4月21日に公開いたします。翻訳家の彼女と、出版社に勤める彼が織りなすストーリーを、俳優の若葉 竜也さん、木竜 麻生さんが演じます。
彼は、仕事をしながら眠ってしまった彼女の書類の中に「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」という言葉を見つけます。彼女の寝顔を見た彼は婚約指輪と手紙をそっと置き、応えは分からないまま出掛けます。行定監督は「同じ方向を向き、同じ将来に向かって歩んでいるふたりにはこのようなプロポーズのスタイルも良いのではないか」と言います。彼女が受け取った時の様子や応えを想像しながら歩く彼と、どんな気持ちで贈ってくれたのかを想像する彼女のお互いを想いあう気持ちの掛け合いがどんな風であったのか、観ているひとたちの想像を掻き立てる作品です。
これまで行定監督と5年以上にわたり複数のプロポーズシーンを描いてきました。本作品に至った背景には、ここ数年で日常の在り様は大きく変容し、幸せの基準を業界全体で考えさせられたこと、また結婚を見据える方々からプロポーズのタイミングを逃している、伝え方を悩んでいるという声を耳にしていたことがあります。特別な演出がなくても、特別な日ではなくても“今だ”と思った瞬間と、その想いを相手に伝えることが大切であり、ふたりが向き合う王道のスタイル以外にもプロポーズのスタイルがあってもいいのではないかというメッセージを、物語を通して表現しています。
■「きみの寝顔」篇 概要
https://www.diamond-shiraishi.jp/tvcm_shiningflow.html
【映像URL】
・ショートムービー https://youtu.be/LUudVJW4xis
・TVCM15秒 https://youtu.be/nNsQwRNGzLM
・TVCM30秒 https://youtu.be/syI-X4FmO28
【メイキングURL】 https://youtu.be/HlD-oXV3s40
【インタビューURL】
・行定監督 https://youtu.be/YhveO6UmItk
・若葉さん、木竜さん https://youtu.be/WL1YlZT5ybY
【CM放送地域】 全国 *一部放送されない地域もございます。
【監督・キャスト】 行定 勲監督/若葉 竜也さん・木竜 麻生さん
■ストーリー
翻訳家の彼女と、出版社に勤める彼。朝食を作る彼、仕事をしながら疲れて床で眠ってしまった彼女が目覚めるシーンからスタートします。幸せそうな寝顔で眠っていた彼女をなぜ起こさなかったのか、彼のやさしい言葉や彼女が彼を想うあたたかな空気感からふたりの関係性が見て取れます。朝食を作り終えた彼は「冷めないうちに食べて」という言葉を伝えて、仕事に出掛けます。
実は彼には、彼女が目覚める前に大きな心情の変化があったのです。眠っている彼女が掛けていたブランケットを直しながら、彼は机の上に置かれていた翻訳中のメモにふと目がいきます。そこに書かれてたのは、フランス語を翻訳した「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」の一文。彼女の寝顔を見ながら彼の表情が変わります。そして彼は手紙をしたため、指輪の入った箱を枕元にそっと置きます。
彼は出掛け、ふと枕元に目を移した彼女は、手紙と指輪の箱に気付きます。彼を想いながら喜びの表情を浮かべる彼女と、その様子を思い浮かべながら颯爽と歩く彼を、爽やかな光が包み込みます。着飾ることなく、いつも通りのスエット姿のまま彼が作った朝食を「うまい」と言いながら食べる彼女。その左手の薬指には、ダイヤモンドが光ります。何度も指輪を見つめ、確認する彼女には、ダイヤモンドのように輝く笑顔が溢れます。
■撮影エピソード
若葉さんと木竜さんは、初めてカップルを演じられたとは思えないほどに、お互いを信頼しあい実在するカップルのように演じられていました。演技や演出について監督と意見も交わしながら撮影は進み、溢れ出るおふたりの表情を見ながら監督は本当のカップルをみるかのように微笑まれることも多い撮影現場でした。
「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」の一節が登場する書籍について
■人間の大地(光文社古典新訳文庫)
郵便機のパイロットとして長いキャリアを持つ著者の壮絶な体験から生まれた自伝的作品。駆け出しの日々、勇敢な僚友たちのこと、アフリカや南米での人々との交流、自ら体験した極限状態などについて、時に臨場感豊かに、時に哲学的に語る。極限状態で発揮される人間の気高さ、強さ、意志の力を描いた希望の書は、人間にとって大切なものは何かを鋭く問うたサン=テグジュペリ文学の大傑作。
■アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
[1900-1944] フランスの作家・飛行家。兵役で航空隊に志願、除隊後は民間航空業界に入る。26歳で作家デビュー。自らの飛行体験に基づく作品を発表した。主著に『夜間飛行』『人間の土地』など。『戦う操縦士』は、ヒトラー『我が闘争』に対する、「民主主義からの返答」として高く評価されている。
■行定 勲監督インタビューから抜粋
Q. これまでの作品のテーマと同様に日常のなかでのプロポーズであることの意図を教えてください。
婚約指輪やダイヤモンドを手が届かないもののように描きたくありませんでした。日常の場面でダイヤモンドが輝いていても良いのではないかと考えていました。その様子を想像すると可愛らしいと感じます。最後のシーンはまさにそんな様子で気に入っていますが、上下スエットを着た女性がキラキラ輝くダイヤモンドを見ながらすごく嬉しそうな表情で朝食を食べるような日常を描いています。こんな日常があっても良いと感じました。ダイヤモンドを着けることで、その人自体が輝き、エネルギーが溢れ出る存在であったら良いと思います。
Q. 本作品の演出のこだわりを教えてください。
彼が作っている朝食にはこだわりました。ふたりが食の好みが共通なことを想像させるシーンもあり、彼女が仕事で忙しいときには朝食を作ってくれるような彼の人柄やお互いを大切に想うふたりの関係性を表すために、簡単に作れてシンプルだけど美味しい献立を自ら考えました。それを木竜さんが「うまい」と言いながら食べる表情は撮影中も微笑ましく思いました。
Q. みどころ
俳優さんたちに演技を託したリアクションや表情が一番のみどころだと思います。これは言葉で説明して導けることではなくふたりにしかできないことです。例えば、指輪をもらって開けた後の、木竜さんのなんとも言えない表情や、そこにいない若葉さんへの想いが滲み出ているシーンは注目してほしいと思います。
Q. 「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」 の言葉を選んだ想いを教えてください。
色々な言葉や詩を探していた中で、ふたりが見つめあって愛を確認しあうのではなく、同じ方向や将来を考えている関係性を示すこの言葉は、恋愛の在り方として素敵だと思いました。ここからインスピレーションを受けてふたりの人物像や関係性、演出を考えていくことになりました。
Q. 今だと思いました、という手紙に込められた彼をどう演出されましたか?
どんな風に相手にプロポーズをするかを色々考えているなかで、サン=テグジュペリの言葉にあるような同じ方向を向いて将来に向かっているふたりの関係性があれば、面と向かって手渡さないプロポーズのスタイルは成り立つと思いました。さらにそのふたりの間にダイヤモンドが存在することで、その輝きがをその先へ導いてくれる表現を見てみたいと感じました。愛する人の寝顔を見て、愛おしいと思えたり特別な感情を抱くことはきっとあると思います。彼も同じように彼女の寝顔を見て、プロポーズをしようと決意したわけですが、この作品を観たときに自分のなかにある他者への愛情を想像したり、追体験をしてもらい共感がうまれたら嬉しいです。
■若葉さん・木竜さんインタビュー 抜粋
Q. ストーリーを読んだ時の印象を教えてください。
若葉さん :特別なことを日常に落とし込むことを、どこまで実現できるかな、と思いました。
木竜さん :何気ない毎日のなかで起きた出来事が、そのあと特別なことに変わる温かい感じや輝きがある雰囲気を出せたらいいな、と思いました。
Q. 監督との会話を通じて、どのように演技に臨もうと思われましたか?
若葉さん :監督と一番多く相談したポイントは、少し固く感じる台詞を日常会話にするかです。実在する人物のように演じることを特に意識していました。
木竜さん :ふたりの距離感やどのような生活を送っているかが垣間見えたらいいなと思っていたので、リラックスしていようと思っていました。
Q. 婚約指輪をつけたときはどんな気持ちになりましたか?
木竜さん :初めてダイヤモンドの指輪を着けました。背筋が伸びるような思いが沸き上がると知りました。
若葉さん :初めて近い距離でダイヤモンドの輝きを見ました。あの輝きを身に着けるのは特別なことだと思います。
Q. 注目のシーンや、みどころを教えてください。
若葉さん :通常のCMとは違うショートフィルムのような作品なので、ご覧になるみなさんがひとつでもここが好きだと思ってもらえるシーンがあったらいいなと思います。
木竜さん :若葉さんがとても素敵な彼を演じられているので、こんな風に恋人との生き方やまなざし、抱いている温かな想いを感じて欲しいと思います。
■監督
行定 勲(ゆきさだ いさお)
1968年生まれ、熊本県出身。
2002年『GO』(01)で、第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし、脚光を浴びる。2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』が、興行収入85億円の大ヒットを記録し社会現象に。2018年『リバーズ・エッジ』が、第68回ベルリン国際映画祭にて国際批評家連盟賞を受賞。その他にも、『北の零年』(05)、『今度は愛妻家』(09)、『真夜中の五分前』(14)、『ナラタージュ』(17)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)等を手掛ける。情感あふれる耽美な映像と、重層的な人間模様が織り成す行定監督作品は、国内外で高く評価され、観客の心を揺さぶり続けている。待機作として2023年8月11日公開 『リボルバー・リリー』がある。
■出演者プロフィール
若葉竜也(わかば りゅうや)
1989年生。東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、映画『葛城事件』で第8回TAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞。2020年度後期 NHK連続テレビ小説『おちょやん』で朝ドラに初出演し注目を集める。近年の主な出演作にTVドラマ『群青領域』(NHK)、『ブラックスキャンダル』(NTV)等。映画『パンク侍、陣られて候』 (2018)、『愛がなんだ』(2019)、『台風家族』(2019)、『生きちゃった』(2020)、『AWAKE』(2020)、『あの頃。』(2021)、『街の上で』(2021)、『くれなずめ』(2021)、『前科者』(2022)、『神は見返りを求める』(2022)、『窓辺にて』(2022)、『ちひろさん』(2023)など多数。
木竜麻生(きりゅう まい)
1994年7月1日生まれ、新潟県出身。14歳の時に原宿でスカウトされ、大学進学を機に上京。本格的に芸能活動を始める。映画デビューは2014年の大森立嗣監督『まほろ駅前狂騒曲』。2018年公開映画、瀬々敬久監督『菊とギロチン』では300人の中から花菊役に選ばれ映画初主演を飾る。また同年に公開された野尻克己監督『鈴木家の嘘』でもオーディションを兼ねたワークショップで400人の中から選ばれ、ヒロイン鈴木富美役を務めた。この2つの作品の演技が評価され毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞やキネマ旬報ベスト・テン新人女優賞など数々の映画新人賞を受賞する。最近の主演作品『わたし達はおとな』(2022/加藤拓也監督)では北京国際映画祭フォーワードフューチャー部門にて最優秀女優賞を受賞。
■使用リング
「Shining Flow シャイニングフロー」
輝く波をイメージした上品なウェーブラインの婚約指輪「シャイニングフロー」。エーゲ海の美しい波のように、”どんなに時が流れても永遠に輝き続ける”という意味が込められています。プラチナの強度を保ちながら、エッジを効かせることで立体的で繊細なウェーブラインを表現することを可能にしました。機械では出せないしなやかな光が生み出されます。
美しく緩やかな、プラチナの波がダイヤモンドを包み込んでいる婚約指輪のサイドビューは、透し模様で向こう側のラインまでも良く見えます。また、メレダイヤモンドの石座も光を取り込むため、裏側に大きく空間をつくり、磨き上げています。
素材:プラチナ×ダイヤモンド Price:¥230,000~
*お選びになるダイヤモンドによって価格が変わります。
- ブライダルジュエリーの“パイオニア”銀座ダイヤモンドシライシがご提供するダイヤモンドの魅力
最高評価Ultimate(ウルティメイト)のダイヤモンドをご提供する品質従来のダイヤモンドの品質
評価基準「4C」にとどまらず、新たにダイヤモンドの輝きを評価したレポート「サリネレポート」を実施。世界各地の有数な研磨業社から選定したダイヤモンドルースでさえ、最高評価Ultimateは数多くない中、銀座ダイヤモンドシライシが仕入れる研磨済みダイヤモンドの99%以上は最高評価Ultimateのダイヤモンドであることが証明されています。
世界中から集まる高品質のダイヤモンドを仕入れ、選りすぐる
ダイヤモンドの世界三大市場の一つであるイスラエルに現地法人イスラエルシライシを構えており、常駐バイヤーが為替変動などの様々な要因に注視し、その時々に最良なダイヤモンドを仕入れています。厳しい選択眼で、世界中から集まる研磨業者との直接取引によりトップクラスのダイヤモンドのみを安定的に確保し、適正な価格で提供しています。
- 【銀座ダイヤモンドシライシについて】
銀座ダイヤモンドシライシは、生誕28年。日本初のブライダルジュエリー専門店です。
1994年に銀座中央通りに本店を構え、2023年4月現在、日本国内60店舗を構える日本最大級のブライダルジュエリーブランドです。「すべての花嫁にダイヤモンドを」という想いで、高品質のダイヤモンドをお届けします。
そこで選び抜かれたダイヤモンドは、ダイヤモンドの品質基準として知られる「4C」だけでなく、美しいと感じるのに必要な「輝き」が最も大切な価値であると考え、より美しい輝きを放つダイヤモンドです。ダイヤモンドと気に入ったリングのデザインと組み合わせることができるのは銀座ダイヤモンドシライシだからこそ。常時18,000ピース以上のダイヤモンドと数百種類のリングのデザインをご用意し、「世界にひとつの、自分だけのリングが欲しい」そんな多くの花嫁たちの声におこたえします。婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)を重ねてつける「セットリング」も業界の先駆けとなっています。なめらかな着用感、サイドからみた美しさも細やかな手仕事がなすさらなる特徴です。
また、永久的に保証するアフターサービスも、一生をともにするリングに携わるからこそ。これらはすべて、「ふたりに寄り添い幸せをかたちにしたい」私たちのそんな想いの結晶であり、願いそのものなのです。これまでも、そしてこれからも、ずっと。
銀座ダイヤモンドシライシは、ふたりの人生に寄り添って歩んでいくブランドであり続けます。
【会社概要】
会社名 : 株式会社ニューアート・シーマ
代表者 : 代表取締役社長 白石 哲也
創業 : 平成29年5月
資本金 : 1億円
事業内容 : ブライダルジュエリー専門店「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコダイヤモンド」による、ブライダルジュエリー等の製造・販売など
所在地 : 東京都中央区銀座1-15-2 銀座スイムビル
東証スタンダード上場の株式会社NEW ART HOLDINGS(証券コード:7638)の100%子会社。ニューアート・シーマは、ブライダルジュエリー(婚約指輪および結婚指輪)の販売を主力とした事業展開を行なっており、「銀座ダイヤモンドシライシ」https://www.diamond-shiraishi.jp/(国内60店舗)をはじめ、「エクセルコ ダイヤモンド」https://www.exelco.com/ (国内55店舗)のブランドで展開しています。
情報提供:株式会社ニューアート・シーマ