2024年10月8日
情報提供:株式会社良品計画
無印良品を展開する株式会社良品計画は、「無印良品 銀座」内ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 にて2024年11月29日(金)から2025年1月26日(日)まで、企画展 「New Circulation展」を開催。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指して、商品や店舗に使用される資源などを新たな視点で見直し、地域社会と連携しながら新しい取り組みを各地で進めています。無印良品の誕生から40年以上が経ち、先の未来を広い視野で考えるために、これまでのものづくりや活動を振り返り、見つめ直す必要性を常に感じています。10年、50年、100年後、そしてその先へと歩み続ける持続可能な人類の未来を見据えた時、「循環」という考え方が世界全体で必然的な要素になっていると考えます。
今回ATELIER MUJIでは、物質的な「循環」にとどまらず、私たちが生まれてから地球に刻んできた数々の文化や伝統、知恵などの文脈を大きな資源と見立て、それらの循環に着目します。 本企画展では、出版、展覧会、リサーチプロジェクトなど幅広い分野において、歴史的および現代的な建築環境における生活美学の観点から、文脈がもたらす持続可能性を模索している、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイのRashid bin Shabib(ラシッド ビン シャビブ)氏とAhmed bin Shabib(アーメッド ビン シャビブ)氏の活動をご紹介します。
Galleryでは、「地に根付く知恵、実りを未来につなぐ文化の循環 なつめやし デーツ」というタイトルで中東で広く栽培されているなつめやし(デーツ)と砂漠のオアシスとのつながりを模型や画像で展示するほか、彼らが主宰する、文化の共融点を観察するメディア「BrownBook」のこれまで発行されたバックナンバー展示や二人のインタビュー動画を投影します。
なつめやし(デーツ) イメージ
「BrownBook」
Rashid bin Shabib(ラシッド ビン シャビブ)
Ahmed bin Shabib(アーメッド ビン シャビブ)
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ出身の双子の都市研究者、オックスフォード大学で都市論を専攻。彼らが主宰する雑誌『Brownbook』は10年以上にわたって中東と北アフリカの都市を調査し、発行部数は100万部を超える。2010年と2018年にアガ・カーン賞建築部門にノミネート。ナショナル・パビリオンUAEのために出版物「Anatomy of Sabkhas」を編集・執筆し、2021年のヴェネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞。現在は建築協会、ニューヨーク大学、ザイード大学、ボワブシェで講義を行っている。
【基本情報】
「New Circulation展」
会期|2024年11月29日(金)―2025年1月26日(日)
営業時間|11:00-21:00 会場|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 入場無料
*休館は店舗に準じます。会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
ATELIER MUJI GINZA
〒 104-0061東京都中央区銀座 3-3-5無印良品 銀座6F
アクセス|東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座」駅 B4出口 徒歩3分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅5番出口 徒歩3分
JR山手線「有楽町」駅 中央口 徒歩5分
主催|株式会社良品計画
企画協力|Rashid bin Shabib and Ahmed bin Shabib, Brownbook
コーディネート|大場千穂
写真・映像|尾原深水
グラフィックデザイン|SHIMA ART&DESIGN STUDIO
イラストレーション|Laith Khalifa
協力|株式会社 虎屋, 長友真昭
施工|HIGURE 17-15 cas
【関連イベント】
本展覧会では、展覧会に関連したイベントの開催を予定しております。詳細やお申し込みについてはATELIER MUJI公式ウェブサイトやSNSで随時お知らせいたします。
ATELIER MUJI GINZA 公式サイト|atelier.muji.com
Instagram|@ateliermuji_ginza