キヤノンギャラリー50周年企画展 奇想民俗博物館「まつりと」を開催

キヤノンギャラリー50周年企画展 奇想民俗博物館「まつりと」を開催

情報提供:キヤノンMJ

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、全国3か所に展開するキヤノンギャラリーにて、2024年1月20日より、キヤノンギャラリー50周年企画展 奇想民俗博物館「まつりと」を順次開催します。

米川の水かぶり(宮城県)写真:芳賀杏子米川の水かぶり(宮城県)写真:芳賀杏子

阿蘇神社 御田祭(熊本県)写真:髙岩太阿蘇神社 御田祭(熊本県)写真:髙岩太

安田のシヌグ(沖縄県)写真:黒岩正和安田のシヌグ(沖縄県)写真:黒岩正和

  • 会場・開催期間

キヤノンギャラリー S (品川) 2024年1月20日(土)~3月4日(月) 
キヤノンギャラリー銀座・大阪  2024年2月20日(火)~3月2日(土)

  • 展示内容

本展は、キヤノンMJが全国各地の伝統的な祭りを伝承していくことを目的として立ち上げた、日本のまつり探検プロジェクト「まつりと」による企画展です。キヤノンギャラリーが2023年2月に開設50周年を迎えたことを記念して開催する「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第6弾として、キヤノンギャラリー S (品川)、キヤノンギャラリー銀座・大阪の3拠点で順次開催します。拠点ごとに異なるテーマで開催し、品川は「森羅万象に宿る神々」、銀座では「祈り、舞い、祝う人々」、大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマにした作品を展示します。いずれも「まつりと」プロジェクトメンバーが実際に訪れた全国150以上の祭りを主な題材にしており、日本の伝統的な祭りの、現代における新たな価値を見出そうとする試みです。祭りの現場での「不思議」や「驚き」をもとに構成した、まるで民俗博物館のような展示をぜひお楽しみください。
キヤノンギャラリー S では、「森羅万象に宿る神々」をテーマに、日本各地に伝わるさまざまな神や鬼をはじめ、神々とコミュニケーションするために行われる神事、神々の乗り物である神輿や曳山を撮影した作品を展示します。さらに、キヤノンフォトコレクション収蔵作品より、日本を代表する民俗写真家・芳賀日出男氏による作品「日本の民俗」や、秋田県の人形道祖神の実物も展示します。
銀座では「祈り、舞い、祝う人々」をテーマに、さまざまな祈りのかたちや、歴史に根ざした神楽や盆踊り、獅子舞などの様子、また祭りを祝い、喜び、笑い、熱中する人々の姿や感情を写し撮った作品を展示します。
大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマに、山村や離島で伝承されてきた不思議な祭りに焦点をあて、不思議な姿をしている神様や、独特の衣装、舞踊、儀礼など、都市部から離れた地域に残る文化の多様性と豊かさを写し撮った作品を展示します。

  • 各ギャラリーの開催概要

〇開館時間:品川 10時00分~17時30分 
      銀座 10時30分~18時30分 
      大阪 10時00分~18時00分 
○休 館 日:品川       日曜日・祝日 
       銀座・大阪  日曜日・月曜日・祝日 
〇住所・アクセス:品川 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F 
         JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分 
         銀座 東京都中央区銀座3-9-7 
         都営地下鉄東銀座駅より徒歩2分、東京メトロ銀座駅より徒歩3分 
         大阪 大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1 
         地下鉄肥後橋駅・渡辺橋駅直結、淀屋橋駅より徒歩5分、JR北新地駅より
         徒歩8分、JR大阪駅より徒歩11分 
○入 場 料:無料 

  • 日本のまつり探検プロジェクト「まつりと」とは

少子高齢化やコロナ禍の影響により、伝統的な祭りが風化していく懸念から、映像技術やデジタル技術を活用することで祭りの魅力を幅広い層に伝えていくことを目的として、キヤノンマーケティングジャパンが2022年春に立ち上げたプロジェクトです。“日本の祭りを探検する”をコンセプトにかかげ、写真家、映像クリエイター、Webクリエイター、アーティスト、研究者等、さまざまなジャンルのプロフェッショナルと共に祭りの魅力を多角的に発信しています。ウェブサイトは「第11回Webグランプリ」でグランプリを受賞しました。 
https://matsurito.jp/

  • 「まつりと」からのメッセージ

海、山、川、離島、都市、それぞれの風土や歴史に育まれた多種多様な祭りの中には、日本の文化や芸術の源流のようなものを数多く見つけることができます。それらは懐かしいというよりも、新しい感動であり、今に活きる学びの宝庫です。学びの中には、キヤノンの企業理念である「共生」※1と通じるものを感じました。こんな民俗博物館があったらいいなという夢を込めて、タイトルは「奇想民俗博物館 まつりと」としました。是非、ご来場いただいて新しい何かを発見して持ち帰っていただけると嬉しいです。
※1.キヤノングループは「共生」の理念のもと、文化、習慣、言語、民族などの違いを問わずすべての人類が末永く共に生き、共に働き幸せに暮らしていける社会を目指している。