情報提供:白鶴酒造株式会社
白鶴酒造株式会社は、2024年6月7日(金)、銀座の屋上「白鶴銀座天空農園」で育てた酒米「白鶴錦」(2023年度産)100%で仕込んだ「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」を、40本限定、銀座の一部店舗限定で発売が決まった。
■白鶴銀座天空農園とは(https://www.hakutsuru.co.jp/g-nouen/)
銀座から日本酒文化の情報発信をしたいとの想いから、2007年に白鶴銀座天空農園のプロジェクトを立ち上げ、東京支社(中央区銀座)屋上で自社開発酒米「白鶴錦」の栽培をしながら、屋上緑化、近隣の小学生への食育などを行う。当初、大都会のビルの屋上でお米の栽培は難しいという声があったが、プランターでの栽培に成功し、2008年には田圃を造成、米の品質向上に取り組み、2013年からは白鶴銀座天空農園で収穫した「白鶴錦」のみで仕込んだ商品を、数量限定、銀座限定で発売している。
[商品詳細]
商品名 白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦
販売本数 40本
参考小売価格 10,700円(消費税別)
発売日 2024年6月7日(金)
発売店舗 IMADEYA GINZA SIX店、銀座三越、小泉商事、松屋銀座本店(五十音順)
~2023年産「白鶴銀座天空農園」のお米ができるまで~
文:チームリーダー 山田 亜由美
田植えから稲刈りまでの作業は、主として他の社員とともに手作業で行いました。例年6月中旬に行っていた田植えを、日照時間を最大限に活用できるよう少し早めの5月に行いました。梅雨入り以降、雨も少なく夏のような日が続き、茎も増え密度が濃くなるなど日々生長が見えました。7月には記録的な猛暑が続き、日差しがますますきつくなったことで、水の蒸発が早く水量の管理には気を使いました。1か月で20cm超伸びていた稲は、8月を迎えても続く猛暑の影響か、若干生長ペースが遅くなっている気がしましたが8月終わりに無事出穂を確認することが出来ました。9月には豪雨や台風の接近など不安定な天候に、稲が倒伏しないかなど不安もありましたが大きな被害を受けることもなく、1年間大切に育てることができました。
シーズン通して晴天と日照に恵まれましたが、記録的な暑さの影響により体力的にも楽なものではありませんでした。しかし、無事に籾付きで46.5kgのお米を収穫することができました(昨年45kg)。11月の米穀検査は毎年のことながら、1年で最も緊張する日です。2023年度も12年連続の2等(東京都の登録米ではない白鶴錦としては最高ランク)を獲得!苦労が報われる日でもあり、これからもよりよい米を作ろうという意欲と自信に繋がりました。チームリーダーとして3回目の米作りを終え、今まで学んだことや経験を生かし4年目となる今年も米作りに励みたいと思います。
~「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」の酒造り~
天空農園で収穫した玄米を精米歩合50%まで磨いた後、いよいよ酒造りが始まります。神戸にある当社の蔵で、わずか15キロほどしかない貴重な白米を、一粒も無駄にしないように細心の注意を払いながら、すべて手作業で仕込みます。100Lタンクという小さなタンクで約2ヵ月かけ大切に醸しました。
圧搾機から出てきたお酒は非常に華やかで爽やかな味わいで、納得いくものができてほっとしています。
米作りから酒造りまで、心を込めて大切に造られた「白鶴 翔雲 純米大吟醸 銀座天空農園 白鶴錦」、是非ご賞味ください!
その他、日々の活動につきましては白鶴銀座天空農園公式Instagram・Facebookで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/hakutsuru_ginza_official/
Facebook: https://www.facebook.com/hakutsuru.ginza.official/